格別の味わい!3
「食べごろは、大体十二月の五日ごろになると思います。
それまで木箱のままの状態か、ダンボール箱に移し替え、ふたをしておくと良いと思います。
ただしその場合、ねずみが大好物ですのでご用心願います。
云々」
新潟県のセイヨウナシのことに詳しい浅妻力氏のお話によるとロクチは贈答品としての用途が随分と多いそうである。
このように、ペンタキープをつかったセイヨウナシの産地には、それぞれ自慢の品種がある。
例えば伊那谷のセニョール・デスペラソ。
北海道ではこの品種を「ブラソデーワイソ」ともいうそうだ。
北海道では「日面紅」という品種も栽培されている。
これはどう読んだらよいのか、ずっと前々から気になっていたので、三年ほど前、北海道立中央農業試験揚園芸部へ手紙で尋ねた。
そうしたら、渡辺久昭先生から返書がきて、素直に字面どおり「ひめんこうと読めばよいのですよ」と教えてくださった。