親の意識と塾 4
当の母親自身は、そうすることがわが子のため、しつけであると勘ちがいしているようですが、子どもはますます無気力になる。
思うようにならない。
言うとおりにしない。
と、こんどはまたさらに叱りつける。
こんなことをやっていては子どもはやる気も元気も出るわけがありません。
「お母さん、それじゃ、子どもさんがよくなるわけないですよ。
問題なのは子どものほうじゃなくて、お母さんのほうじゃないですか。
子どもを変えようとするのをやめて、ご自分を変えられてみたらどうですか」などとズケズケ言います。
たいていの母親はこんなことばを吐かれれば怒りだします。
でも、ぼくは平気です。
たとえ親であろうと、子どもは親のオモチャではありませんから。
ガツーンと一発たたいてやります。
それで決裂したこともすくなくありません。
それはしかたのないことだと思っていますから、いまでもその姿勢は変わっていません。
ぼくとしては、抵抗できない子どもが親に傷めつけられているのを黙って見すごすことができないのです。
ぼくは、こういう種類の親のご機嫌をとりながら私塾を続けようなどとは思いません。
時には、塾の方側も強く出ていかないといけないときもありますね。